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「THE 鑑識官2」。



2009/12/29 全8話完全クリア。
前作「THE 鑑識官」のレビューはこちら

1と一緒にワゴンセールからサルベージ。

前作と同じく、鑑識官・江波識子ちゃんが
ご先祖様の江波査之介(の霊)や猫又の鑑太と一緒に
新たな八つの事件に挑む! といった内容。

キャラや設定はどこかユニーク、てかネタっぽいにも関わらず
起こる事件(の一部)は結構酷い凄惨な事件もあるのですが
そんな時でもいつもの調子を崩さない識子ちゃんたちなのが嬉しい。

捜査(操作)内容も前作であったルミノール反応を調べる等に加え
項目を線で繋ぎ合せたり、金庫のダイヤル操作、モンタージュや
ミニゲームまであるよ! 状態。

セーブ箇所が1つのみ、メッセージ早送り機能は1週目にはなし
という点が変わってないのは自分的にはマイナスですが
(↑単にゲームオーバー後のやり直しでスキップできない苛々の八つ当たり)
第8話出現条件が緩和されていたり等の改善点もあり、
前作の雰囲気をいい感じに引き継いでいるところも含めて、いい形の続編だと思います。

個人的には植木さん成分が足りないのがちょい悲しいところ。
単純に前作が出すぎだったのかもしれませんが。
一応6話のサブストーリーでは主役状態ですが、自分で操作できないしなー。
その点、第8話はなかなかに楽しゅうございました。



File01「猫と十手と脅迫状」
この双子は版権とか的に大丈夫なのだろーか。

宗教に走った祖母は多少改善されたとは言え、
パチンコ大好き母さんはちっとも懲りてないようだし
とんずらお父さんがどんだけまともかは判然としないし。
とりあえず双子はいずれ逃げとけーと言いたくなる家庭環境で心配です。

File02「盗まれた匂い」
ひたすらに犬の話。
シッキーの方はともかく、ライバル犬の名前まで
登場人物に結びつくとは言われるまで気づかなかったw

さりげにここのご家庭も今後が非常に心配です。
あの歳で職なしで子供扶養……(遠い目)

File03「ロマンの値段」
前作ではやや印象の薄かった
(植木さんとか植木さんが強すぎとも言う)
指紋課のシモーヌ姐さんにスポットが当たったお話。

彼女の、やや凄まじい血統に絡んだお話なんですが
あの最後のミニゲームには参った。
当たらないし(管理人の腕前の問題)、
当たったら当たったでがりがりがりがりが面倒でぐわー。
鑑太には悪いが何回ぶん投げたかわからないや。

File04「死体農場から来た女」
どこか「THE 鑑識官」らしくない(?)ストレートなタイトルに始まり。
新キャラのクラリス・タニザキさんの現実的姿勢や
事件の内容(なかなかに酷い事件だよな、これ)もあわさってか
シリアスっつーか殺伐感漂うお話。

その一方で一見まともに見える古畑博士の変人っぷりの一端が明かされつつも
それに真っ向に付き合える(らしい)タニザキ嬢の恐ろしさよ。
あれは彼女なりの社交辞令だと思いたいが
あの人が社交なぞを重んじるだろうかと問われると、厳しい。

File05「長い夜」
南極という全てにおいて閉ざされた極地を舞台に
禁制品の価値に目がくらんだ殺人すら厭わない犯罪者と一緒、という極限状態。
それを知りながら、距離的な問題で助言を与えるくらいしかできない歯がゆさ。

そんな超シリアス状況だってのに、まさか最後の操作が
どうやったら最短手段で向こう岸に物資・人員を、盗られることなく渡れるか
になるとは全く想像もできませんでした。
(何か小学生向けのクイズで似たような問題を見たような気が)

File06「悪魔の火遊び」
前作でも6話目は、何と言うかおっかなかったんだよなー。

識子ちゃんに付き纏うストーカーによる殺人及び放火事件。
現場には識子ちゃんの写真(被害者の傷と同じ位置の穴空き)が置かれたり等
背筋にゾクゾクくる系のいやらしい小細工までしてくれて
最終的には識子ちゃんを殺そうとするやつとの直接対決まで。
対決直前のイベント一連は見ていてミスリードにはすぐ気づいたので
もう、無理なんだけれど「識子ちゃん逃げて逃げてー」という感じでした。

ちなみに、全話通して自分が引っかかりまくった難問は
この6話に出てくる地理的プロファイリングの犯人の拠点当てでした。
最初は慎重って言うから、わざわざ遠征するものかと思って……

File07「パンドラの匣」
女の子だけの鍋会だなんて和やかムードが一転、
敬愛する叔母さんが撃たれて重症、しかも撃ったのが寒川さんだと!?
と、初っ端からさすが第7話と言わんばかりのどシリアスっぷり。

謎のタニザキ嬢の正体やら彼女のくれる情報収集源はちょっとご愛嬌ですけどね。

File08「十手はめぐる」
1~7話をノーミスクリアしたら解禁されるおまけ的最終話。
タイトル通り、査乃介、というか十手がぐるぐるいろんな人の手をめぐるお話。

起こる事件(?)がUFO騒ぎだの、潜入捜査の一環でヒーローショーだの
素敵にカオスな展開を経由して、本丸が実はあれだとは予想つかず。
てか、ラスボスさんの再登板があると思ってなかったです。

7話が全編クライマックスの直球勝負な最終話とすれば
この8話は「いろいろあったけど、南科研の皆は元気です」的で
いい最終話だなーと思うことしきり。

しかし、査乃介単独行動中のコマンドはちょっと笑った。
(自分の存在を知らせるべく)鳴るのはともかく、
祝ったり……さすが幽霊(?)。
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